「屋根」は普段私達の目に触れる事が少ない場所です。
長い年月の風雨や日差しによる高温、紫外線などにより、気づかないうちに、劣化が進んでいる場合もあります。お住まいを風雨から守る要である屋根。屋根のリフォーム工事をお考えになる際には、築年数や現状の傷み具合、雨漏りの有無などを総合的に考えなければなりません。また、屋根板金と言っても、多くの工法や素材があります。
板金工事の専門家、ビルドワークスでは、それらを総合的に判断しご提案致します。点検、御見積は無料で行います。お気軽にご相談ください
屋根葺き替え事例
屋根の葺き替えの事例をご紹介いたします。築年数、葺き替え前の状況、葺き替え工事の内容等、ご参考にしてください。
葺き替え(ふきかえ)とは、古い屋根をはがして、野地板や下地の状態を確認して、新しい屋根に張り替える工事です。進化したガルバリウム鋼板と高性能な下葺き(ルーフィング)を使用した屋根は、新築時と同じか、より耐久性が高い状態になります
工法:屋根葺き替え(ふきかえ)事例
雨漏りによるご相談を頂きましたが、築35年で、屋根全体のサビと腐食が進んでおり、数年前から雨漏りもあり、葺き替えが必要な状態でした。
葺き替え工事の様子
工法:屋根カバー工法
屋根カバー工法は、現在の屋根材の上にルーフィング(下葺き材)を張り、その上に新しい屋根材を張る工法です。
屋根カバー工法事例
コロニアルの屋根は、雪のない地区では30年と言われていますが、雪国では耐用年数がかなり落ちてしまします。雪によってコロニアルが割れ落ちてきている状態で、この上に下葺き材をかぶせて金属屋根(横葺)を張りました。カバー工法により、コロニアル屋根材の処分料がかからず、ガルバリウム鋼板の新しい屋根材により耐用年数も確保されました。
工法:折板屋根カバー工法
折板屋根とは、工場や大型店舗など鉄骨構造の屋根などに使われている、厚い鋼板を折り曲げて山型に加工している屋根です。ビルドワークスはあらゆる金属屋根の施工経験があり、豊富な知識をもとに最適な提案を致します。
折板屋根カバー工法事例
雪の重みで屋根の軒先が折れ落下の危険があり工事の依頼を頂いた。屋根の状態は劣化が激しく、金具の下はサビて腐食していた。倉庫の商品の養生及び店舗も営業しながらの工事の為、カバー工法にて屋根全面改修工事を提案した。合わせて軒先にルーフヒーターを設置、外壁も改修工事を行った。
工事の様子
Q&A
耐用年数と言われる30年になったら、必ず葺き替えをしなければならないの?
必ずではありませんが、表面上の傷み・劣化だけでなく、下葺きのルーフィングにも劣化、裂けなどが発生しています。金属屋根は熱による伸縮もあるため、下葺きにも常に負荷がかかっています。下葺きは雨漏りだけでなく、結露水なども建物に入れない役目をはたしていますので、劣化は屋根下地の劣化も早めることになります。ルーフィングだけの交換はできませんのである程度の年数を経た屋根は葺き替えをご検討ください。サビなどで屋根全体が腐食して、穴があいている場合は葺き替えをおすすめします。
昔のトタン屋根ですが、葺き替えの時に違う材質の屋根に変えることはできますか?
もちろん可能ですが、弊社では雪国の屋根には軽くて丈夫な金属製の屋根をお勧めしています。金属屋根にもガルバリウム鋼板やステンレス、銅板など種類があります。沿岸地域や温泉地などでは腐食要因をあらかじめ検討する必要もあります。ご予算を含めてしっかりとご提案をしながら進めさせていただきます。
葺き替えの時に、屋根の勾配や形を変えることは可能ですか?
30年も経つと周りの住宅事情も変わりますね。後から建てられた隣の敷地に、屋根の雪が落ちないようにと、勾配や屋根の形を変えるケースはよくあります。屋根の設計を含めてご提案いたします。
10年前に屋根を塗装しました。今回も塗装だけで終わらせたいのですが。
屋根は、建ててから10年ぐらいで塗装をすることにより、屋根材の劣化を防ぐ利点があります。しかし、20年も経つと、屋根の下葺材の劣化もあり、防水性が低くなります。また、屋根材の寿命は一般的には30年と言われ、20年以降はサビや腐食が発生しやすくなります。建物の地域や周辺環境にもより、屋根の劣化には差がありますので、塗装する前に、屋根の状態を点検することをお勧めいたします。