豪雪地帯である秋田県南地区では、雪下ろし作業で不意に傷をつけてしまったり、雪の重みなどによって屋根が傷みやすくなっています。
また屋根裏の温度と室内の温度の差が大きいと結露が発生し天井にシミができたりします。屋根は普段なかなか見えない場所ですから、現象が生じたときはかなり損傷が大きくなっていることもあります。雨漏りしている場所を直さず、結果的に放置した状態でいると、徐々に下地まで劣化していき、カビや腐食の原因になってしまいます。
雨漏りといっても、いろいろなケースがあります。雨漏りをしている部屋のすぐ上の屋根の場所が原因ではないことも良くあります。具体的にどの箇所が破損・劣化しているかによって、補修の仕方は異なりますので、屋根の構造を熟知し原因をしっかり見極め適切な処置ができることが、業者として大事なところです。雪国の屋根にかかわって長年の経験に伴う知識と技術によって、適切に判断し対応しております。
「雨漏りは屋根の赤信号」と捉えて、早めにご相談ください。
屋根からの雨漏り事例
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天井から柱に伝わって柱まで濡れている状態
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広い範囲の雨漏りが確認できる
![雪止めの下の屋根の腐食による雨漏り](http://buildworks.jp/wp2/wp-content/uploads/2023/05/amamori_01.jpg)
屋根の腐食による雨漏り
雪止めの金具のサビが屋根にまで及び、屋根板金も腐食を起こして穴が開いたことによる雨漏り。取り急ぎ部分的な補修で対応。
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雪止めの金具のところがほとんど腐食状態
穴が開いている個所を補修したが、ほとんどの雪止めの金具の下が腐食状態となっていため、後日改めて葺き替え工事となった事例。
壁からの雨漏り事例
雨漏りも原因は様々。外壁が原因による雨漏りは、壁にシミができるだけで、天井からポタポタと水滴が落ちないため、気が付いたときは、壁の中の木材がすっかり腐っていることがあります。
窯業系のサイディング材は「凍害」による腐食を受けやすいので、こまめにチェックをと手入れが必要です。
雪国の外壁材は、凍害に強いガルバリウム鋼板などの金属系サイディングの外壁材をお勧めします。
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壁を伝うような雨漏りは気付きにくい
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原因は凍害による2階の外壁材の腐食
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外壁材を剥がすと柱がすっかり腐食していた
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柱の補修
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外壁材の補修
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板金で保護をして完了
雨漏りの様にぽたぽた水は漏ってこないけど、天井や壁のシミが気になるという場合、『結露』による水滴の可能性も考えられます。結露は屋根裏や壁内と室内の温度の差で生じます。長期間放置すると腐食の原因になり、建物を劣化させますので、対策が必要です。結露の解消には、しっかり断熱をし、しっかり換気をする、または暖房機器を検討するなどの対策が有効です。弊社では断熱・結露に関しても専門的な知識と多くの経験がありますので、お気軽にご相談ください。
![結露による天井のシミ](http://buildworks.jp/wp2/wp-content/uploads/2023/05/keturo_tenjyo.jpg)
結露による天井のシミ
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天井裏の断熱材の隙間が確認できる
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セルロースファイバーを既存の断熱材の上から隙間なく噴射
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断熱材ごとセルロースファイバーで埋め尽くした状態
屋根裏を隙間なく埋め尽くした、天然素材をベースのセルロースファイバーは、原材料の新聞紙の特性を最大に活かし、調湿効果と断熱効果が可能。
豪雪地帯である秋田県南地区では、最近雨樋をつけない住宅も多くなってきました。それは、冬期間に凍りつき、頻繁に破損したり、雪降しの邪魔になってしまうからです。
しかし、通年を考えると、雨水の地面から外壁への跳ね返りを防止し、外壁を長持ちさせることにもなります。屋根に落ちる水の音は意外とうるさく、安眠をするためにも、雨樋は欲しい設備のひとつ。
最近では雪国仕様の丈夫な雨樋も用意しております。もちろん既設雨樋の修理もご相談ください。
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雪国仕様の雨どい ユキノキ タニタハウジングウェア
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雪国仕様の雨どい
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雪国仕様のおしゃれな雨どい